畳工事には、新築時や増改築の際に和室に畳を敷き込む新調工事の他に、和室をリフレッシュするための<表替え><裏返し>があり、さらに新しい畳に取り替える<畳替え>と三通 りの施工方法があります。
 このうち、<裏返し施工>は、新しい畳が数年経って畳表が日焼けしたり、傷んだりした場合に、その畳表を裏返して、焼けていない方を表面 に出してリフレッシュ効果を引き出そうというものです。
 また、<表替え施工>は、古くなった畳のうち、畳床をそのまま生かして新しい畳表に取り替えることです。
 これらの施工方法は、畳表をたびたび取り替えることによって、座敷としての美しさを保持しようという一種の生活の知恵から生まれたメンテナンスの考え方ですが、新調工事とちがって、簡単にリフレッシュできるのが重宝です。
 また、畳と畳の間にすきまが生じたり、くぼみが出来て敷き合わせが悪くなった場合には思い切って<畳替え施工>するのも一つの考え方でしょう。特に、よく使用する部屋には耐久性にすぐれた材質製品を指定されるのも一つの考え方です。

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